"Get"は、とても一般的で、たくさんの意味をもった動詞です。オックスフォード英語辞典によると、現在使われている英単語は 17万語以上と推定されていますが、実は”get”は 英語の最もよく使われる語100の中に入っています！
“get”には、多くの意味があるだけでなく、句動詞として、もっとたくさんの使い方があります。前置詞を加えるだけで、まったく違った表現になります。これらすべての意味や表現を学んだり覚えたりすることは、最初は大変に思うでしょう。でも慌てないでください、大丈夫です！
エクスリンガルでは、これらの新しい語彙を少しずつ教えていきます。単語のリストをお渡しして、暗記することを勧めることもできますが、それでは用途が限られてきます。私は4か国語を話すことができますが、暗記作戦が、語学力を伸ばすことに効果があったのは限られたケースだけでした。もちろん、フラッシュカードや単語リストは語学学習の定番ですが、“get”のようなたくさんの意味のある間違えやすい語は、ゆっくりと学んでいくことが一番よい方法です。
この短編ブログシリーズで、”get”のたくさんの意味について学んでいきましょう！
Getの定義
まず ”get" の定義を見てみましょう。
-
Get(動詞): 獲得すること、所有するようになること。
I got a book from my teacher.
この定義に基づき、”get”は次のような意味にもなります。
- 何かを受け取ること :I got flowers for my birthday.
- 何かを買うこと:She got a new bag last week.
- 病気にかかること:My children got the flu, so they’re staying home.
“Get” = “become”
“It’s been getting warmer.”は、特に春の暖かい天候の時に、教師がよく長久手校で言っているのを耳にするでしょう。レッスンを始める前にちょっとした会話をしますが、天気についてよく話題にします。
この場面では、“get” は ”～になる”という意味です。変化について話すときに口語として使います。現在完了形を用いれば、少しずつ変化するという意味になります。
- “It’s been getting warmer these days.” = 少しずつ暖かくなってきています。
過去形＋副詞の “suddenly” や “all of a sudden” を使えば、急激な変化を表すことができます。
- “Last night it got cold all of a sudden!” = 昨夜は急に冷え込んだね。
この時の、 “Get” を使うときのルールは、
- Get + adjective（形容詞）
天候以外の変化のことにも、このルールを使えます。
- I got sick after eating too many sweets.
- He gets happy when his cousins come to visit.
- My boss got angry at me for the mistakes I made.
- I got much better at English after joining a group lesson.
代わりに“become” を使ってもいい？
“get”の代わりに “become” を使うのはどうでしょうか。”become” だと堅苦しくなりすぎるので、正式な場や、文章には適切です。でも普段の会話では、”get”の方がより自然です。インフォーマルな感じにもならないので、私がカナダの銀行で働いていたとき、窓口スタッフからファイナンシャルアドバイザー、支店長に至るまでお客様には”become”ではなく、”get“をごく普通に使っていました！いつくか事例をご覧ください。
- Banking has just gotten easier with our new app. (新しいアプリで、貯金が簡単にできるようになりました。)
- It’s been getting more difficult to deposit cheques. (小切手での入金は難しくなってきています。)
- Interest rates have been getting steeper. (利息は、高くなってきています。)
まとめ
変化について話すとき、自然な感じにしたければ、
- Get + adjective（形容詞）
楽しく覚えられるよう、今回の意味で“get” が使われている曲をいくつか選びました。懐かしの名曲好きの方へは、ビートルズのアップテンポの曲を、流行りのポップがお好きなら、テーラー・スィフトの癒し系の曲
