「ほとんど~」と表現したいとき、あなたは「almost」を正しく使えますか?今回はマルチリンガルなネイティブ講師のギャレスが、その用法を詳しく解説します!ネイティブスピーカーたちは普段どのように「almost」を使うのでしょうか?ぜひこのブログであなたの英語力にさらに磨きをかけていきましょう!

ここ数週間にわたり、A2からB2レベル(エクスリンガルでは「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)」を採用しています)の様々な生徒に対して、この非常に、非常によくある英会話の間違いを5回ほど訂正しました。そこで、量や頻度、状態、または行動について英語で考える際の「almost」という単語の使い方に関するブログ記事をいくつかまとめてみようと思いました。
私も、日本語を学んだ経験から、この問題がどこから来ているのかは理解できます。日本語では、上記のような様々な状況を説明する表現が、幸いなことに英語に比べてはるかに単純です。しかしこの単純さこそが、エクスリンガルで生徒たちに英語を教える際に耳にする、よくある間違いの原因となっているのです。日本語でよく使われる表現は以下の通りです。
これらの中には、自然な英語に近いものもありますし、そうでないものもあります。日本人の生徒への私の教育経験から言うと、多くの場合、1番のパターンが彼らにとって難しいポイントとなっています。以下に、レッスン中に生徒たちがよく使うパターンをいくつか挙げます。
一見すると自然な表現に見えるかもしれません。これらがなぜ間違っているか疑問に感じていらっしゃるなら、今回のブログシリーズは、まさにあなたにぴったりの内容です。このブログ記事を読み終える頃には、英語の「almost」の正しい用法を明確に理解できるようになっていることを願っています。
「Almost」は主に副詞に分類されます。しかしその用法は、単に動詞を修飾するだけにとどまらず、はるかに多岐にわたります。形容詞、他の副詞、数詞、限定詞、数量詞なども修飾します。この幅広い用法こそが、多くの混乱を招く原因となっているのです。
ここで、イメージしやすい例を挙げてみましょう。私がジョンという友人と一緒に、もう一人の友人であるタカを訪ねるため、名古屋から東京へ車で向かっている場面を想像してみてください。タカは東京に住んでいます。タカはジョンに電話をかけ、私たちが今どこにいるかを尋ねます:
ジョンの言葉から、「ほとんど」という意味合いが伝わってきますね。川崎は東京のすぐ手前なので、名古屋からの旅という文脈では、私たちは東京まであと少し、というところまで来ているものの、まだ完全には到着していないということです。
さて、英語で「100%」や「0%」を意味する単語は、何か思いつきますか? ブログを読み進めるのを一旦止めて、少し考えてみてください。何か思い浮かびますか?
それでは、時間や量に関して「100%」を表す単語をいくつかご紹介します。
Here are a few words that mean 0% in English.
こちらは、英語で「0%」を意味するいくつかの単語です。
ここで重要な点は、これらの単語が「almost」と組み合わさると、(おおよそ)90~99%という意味が生まれ、逆に0%の意味の場合には、(おおよそ)1~10%という意味になるという点です。
今回の最初のブログ記事では、英語で日常的に使われる「100%」を表す言葉の一般的なパターンに焦点を当ててみましょう。
「all」を単独で使う場合、前述の通り、100%を意味します。
しかし「all」の前に「almost」を付けると、”100%に近い”が、100%には少し足りない、という新たな意味になります。
Almost all my friends have a driving license.
Almost all my colleagues can write English well.
Almost all the people in this class are from Brazil.
Almost all Japanese people study English for 6 years at school.
いくつかの重要ポイントを下記に示します。
Almost my friends
Almost all my friends
Almost all my friends ….. = Almost all of my friends…
Almost all my friends…
Almost all of the cheese…
これを、下記のよく使われる単語「every」と比較してみてください。
もう一つのよく使われる表現として、「all」の代わりに「every」を使うパターンがあります。下記の基本的な構造をご覧ください。
それでは、いくつかの例を用いて、この構文の使い方の感覚を掴んでいきましょう。
Almost every convenience store in Japan has a large parking area outside it.
Almost every country is struggling with inflation due to the energy crisis.
Almost every window in the house was broken in the huge typhoon.
Almost every time she goes out of the office she has a cigarette.
基本的な構文を理解していただければ幸いです。なお「every」は、名詞の接尾辞と組み合わさって複合不定代名詞や副詞を形成する場合にも使われることに注意してください。正直なところ、文法の専門用語を覚える必要はありません。なぜなら、これらを覚えても会話の際にはあまり役に立たないからです。覚えておくべきことは、いくつかのよくあるパターンだけです。以下をご覧ください。
Everyone → Almost everyone at the Halloween party was dressed up.
Everybody → Almost everybody in Nagakute knows where Apita is.
Everything → Almost everything in Uniqlo is on sale today.
Everywhere → Almost everywhere in Japan has a mobile network connection.
Everyday → I go to work by subway almost everyday.
「almost every」と「almost all」の意味の違いは、ごくわずかな場合もありますが、「all」には集団に焦点を当てるニュアンスがあるのに対し、「every」は個々の人や物事に焦点を当てるニュアンスがあります。場合によっては基本的に置き換え可能ですが、その違いは微妙である場合もあります(*)。詳しくは、以下をご覧ください
Almost all countries have a garbage problem ≈ Almost every country has a garbage problem
Almost all of my friends live in Japan ≈ Almost every friend I have lives in Japan. (* ‘I have’ is basically needed )
Almost all the pizzas were eaten ≈ Almost every pizza was eaten.
「every」と「of」を一緒に使うことはできない点に注意してくださいね。つまり:
⭕ Almost all of the students
❌ Almost every of the student → ⭕ Almost every student
これは私たち英語のネイティブスピーカーがよく使う、もう一つの非常に一般的な表現で、「ほとんど毎回」という意味です。
使い方の感覚を掴んでいただけるよう、いくつか例を挙げてみましょう。
We almost always go to Gozarase Onsen on Sunday evenings so it was tough when it was closed for renovation
My friend Taka almost always arrives at the office about 10 minutes early.
My family almost always eats breakfast together because we can’t eat dinner together as we are so busy.
She almost always puts sun cream on before she leaves the house, even in winter.
これは頻度について述べる際に非常に役立つ構文です。これを頻度の多い順のどこに位置づけるかについては、基本的には次のように考えてよいと思います。
always → almost always → usually → often → sometimes → [ below 50% constructions]
このような一般的な構文は、ある「全体」がほぼ完了しているものの、まだ完全には終わっていないということを意味します。例文からそのニュアンスを掴んでいただけるでしょうし、一般的なパターンもお分かりいただけるかと思います。皆さんも英会話や英文ライティングでこれらの構文を自在に使えるようになるはずです。
I almost completely forgot about the meeting today.
Nagoya castle was almost entirely burned down in 1945 during the war.
The Nagakute area has almost totally changed in the last 30 years.
今回の最初のブログ記事が、「almost」と100%を表す単語を組み合わせた際の疑問を解消する一助となれば、嬉しく思います。次回のブログ記事では、0%を表す単語を使う際の一般的な構文やパターンを解説します。また、これらのブログ記事で学んだ知識を確認するためのクイズも用意しています。
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